【導入事例】有限会社原野化学工業所｜目指すは“パワースポット”みたいな会社
2025/11/28

企業情報

会社名	有限会社原野化学工業所様
所在地（本社）	愛知県蒲郡市拾石町本郷56番地
事業内容	プラスチックリサイクル事業
URL	https://haranokagaku.com/index/

企業紹介

私たち原野化学工業所は、成型メーカーさんから出るプラスチックの成型不良やスクラップに、もう一度“命”を吹き込む仕事をしています。仕入れた材料を社内で丁寧にブレンドし、再び使えるリサイクルペレットとして生まれ変わらせる──そんな循環の物語をつくる会社です。

創業から50年以上。
気づけば時代も環境も大きく変わりましたが、「素材づくりの理想を追求したい」という想いは変わりません。

とくに大切にしているのが、私たちの独自モデルである “原野モデル（トレーサビリティ公開モデル）”。
原材料の情報をきちんと開示し、クラウドでお客様とやり取りしながら、一緒に素材を育てていく──そんな関係性を築けるのが私たちの強みです。

拠点は地元の愛知県蒲郡市。
「限りある資源を未来につなぐ」という気持ちを胸に、これからも地域のものづくりに寄り添いながら歩んでいきます。

人材不足に対してどのような課題がありましたか？

正直に言うと、以前は 若い人が全然来なかったんです。

採用といえばハローワークだけで、応募があっても定年後の方がほとんど。
「どうやったら若い世代と出会えるんだろう…？」と、ずっと悩んでいました。

会社のこれからを考えたときに、このままでは世代交代も難しい。
そんな不安を抱えたまま、手探りで採用を続けていました。

「ひとtoひと」を活用いただいたきっかけは？

転機は、小田社長と出会ったことでした。

家業を継ぎ、「これからは自分の時代の採用をしていきたい」と思い始めていたタイミング。
そこで小田社長と話す機会があり、気づけば…
人柄がめちゃくちゃ好きになってしまったんです（笑）。

仕事の話を自然と相談したのは、その温かさに惹かれたからでした。

実際にご利用いただいたご感想は？

一言で言うなら…
「最＆高！」です。

求職者さんとの顔合わせには、なんと 2～3回も同行してくれて。
雇う側・働く側、どちらも本音では聞きづらい部分を、小田社長がそっと掬い上げてくれました。

そのおかげで、入社のタイミングには双方がちゃんと納得した状態に。
「よし、一緒に頑張ろう！」と思えるスタートが切れたのは、本当にありがたかったです。

採用活動で重視しているポイントを教えてください。

私たちが一番大事にしているのは “明るさ” です。

それから、採用は社長だけで決めるのではなく、
今働いてくれている若手たちにも意見を聞きながら、
みんなで「この人と働きたい！」と思える方を選ぶようにしています。

仕事柄、小さな課題が毎日のように出てくるので、
問題解決が好きな人・前向きに挑戦できる人 が向いていると感じています。

最近あった社員スタッフの事で嬉しかった出来事はございますか？

とっても嬉しかったのが、入社2年目のスタッフを“昇給”できたことです。

会社としての考え方をしっかり理解し、見える形で結果を出してくれている彼に、
少しでも報いたい──そう思って実現しました。

しかも最近では、顧客対応の評判がすこぶる良いんです。
あの頑固で有名な70代の工場長が、まさかの「ほくほく顔」（笑）。
若手が活躍する姿は、本当に会社を元気にしてくれます。

創業（または入社）した当時と比べて変わった点はどんな点ですか。

ここ数年で若手が増え、なんと 平均年齢が20歳以上も若返りました！

そのおかげか、社内の空気が一気に明るくなり、
取引先の方々からも「未来ある会社だね」と言っていただけるように。

若い世代とベテランが一緒になって仕事をする毎日は、本当に“楽しい”の一言です。

「ひとtoひと」へ今後期待することを教えてください。

期待していることは、ただ一つ。

「ひとです。今すぐにお願いします。」

…全部がこの一言に詰まっています（笑）。

東三河地域に対する想い・地元企業としての役割を教えてください。

私たちの採用はすべて地元中心。
だからこそ、地域で“ちゃんと存在感のある企業”でありたいと思っています。

そしてなにより、原野化学の存在意義は 「関わる人の幸せ」。
社員のみんなが「原野化学で働いているんだよ！」と
胸を張って言えるような “原野プライド” を大切に育てていきたいです。

今後の御社の展望や10年後の目標を教えてください。

10年後の原野化学は──
“パワースポット”みたいな会社になっていたい と思っています。

ここに来た人、働く人、関わる全ての人が、「よし、明日からまた頑張れる！」と元気になれる場所。

まるで ディズニーランドみたいに、心がふっと軽くなる会社。
そんな存在を本気で目指しています。

担当エージェントからのコメント

原野化学⼯業所様に伺うと、まず感じるのは「とにかく空気が明るい！」ということ。

製造業の現場とは思えないほどフラットで、若⼿もベテランも分け隔てなく意⾒を交わし合う雰囲気があり、“いい会社ってこういう場所なんだろうな”と素直に感じました。ここ数年で若いメンバーが増え、平均年齢が⼀気に 20 歳以上若返ったという変化はまさに原野化学さんの前向きな象徴。実際に若⼿スタッフが顧客対応で⾼く評価され、あの“頑固で有名な⼯場⻑”が思わずほくほく顔になってしまうエピソードは、同社の温かい⽂化をよく表しています。

そして何より印象的だったのは、社⻑の⼈柄。採⽤に悩みながらも「みんなで働く相⼿を決めたい」「明るい⼈と⼀緒に未来をつくりたい」という真っ直ぐな想いが随所ににじみ出ていて、社員の皆さんとの距離の近さにも納得でした。若⼿の昇給を⼼から喜ぶ姿勢や、“会社の未来に本気で向き合う姿”が職場の空気そのものを明るくしていると感じます。

弊社からご紹介した⽅々も、⼊社時のミスマッチがなく、「社⻑をはじめ、周りのみんなが本当に優しい」「働くのが楽しい」と前向きに馴染んでくれており、その定着ぶりにも会社のあたたかさを強く感じました。

「関わる⼈の幸せを⼤切にしたい」「明るい場所で仕事がしたい」──そんな⽅には、原野化学⼯業所様は間違いなくぴったりの企業。
“パワースポットのような会社にしたい”という社⻑の⾔葉が、本気で実現に向かっていると感じる職場です。