【豊橋・豊川・蒲郡】長く働ける会社の見抜き方15のチェックリスト
作成日 2026/01/12

「転職するなら、今度こそ長く働ける会社を選びたい」

豊橋・豊川・蒲郡など東三河エリアで働く20〜30代の男性から、こうした相談を受けることが増えています。
製造業を中心に求人は多い一方で、「入社してみたら想像と違った」「思ったより続かなかった」という声も少なくありません。

この記事では、東三河で10年以上転職支援を行ってきたキャリアアドバイザーの視点から、長く働ける会社を見抜くための15のチェック項目を、

  • 求人票
  • 面接
  • 職場環境

の3つの観点で詳しく解説します。

「転職で失敗したくない」「次は腰を据えて働きたい」
そう考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

チェックリスト❶:求人票から見抜く「長く働ける会社」のサイン

求人票は、会社の姿勢や体質が最も表れやすい情報源です。
まずは以下のポイントをチェックしましょう。

① 勤続年数・離職率が明記されている

直近3年の離職率や平均勤続年数が具体的に書かれている会社は、情報開示に前向きです。

厚生労働省「令和5年雇用動向調査」によると、全国平均の離職率は15.4%とされています。
これを大きく下回る数値であれば、比較的定着率の高い職場と判断できます。

参考:厚生労働省「令和5年 雇用動向調査結果の概要」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/index.html

② 勤務時間・残業時間が具体的

「残業あり」「残業少なめ」など曖昧な表現には注意が必要です。

厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、製造業の所定外労働時間(残業)は月14.1時間程度です。
月20時間未満が一つの目安になります。

参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r07/2510r/2510r.html

③ 年間休日・有給取得率が記載されている

年間休日が120日以上、有給取得率が明記されている会社は、制度が形骸化していない可能性が高いです。

④ 福利厚生が「実績ベース」で書かれている

「制度あり」だけでなく、「実際の利用実績」が書かれているかを確認しましょう。

⑤ 評価制度・昇給基準が明確

評価基準が曖昧な会社ほど、不満が溜まりやすく離職につながります。

チェックリスト❷:求人票から読み取る「危険信号」と「安心材料」

ここでは、特に見落とされがちなポイントを整理します。

危険信号の例

  • 常に大量募集している
  • 業務内容が極端に抽象的
  • 「アットホーム」「やりがい重視」だけが強調されている

安心材料の例

  • 教育・研修制度が具体的
  • 配属後のキャリアパスが示されている
  • 定着率や社内データを公開している

チェックリスト❸:面接で必ず確認すべきポイント

求人票だけでは分からない部分は、面接で確認します。

① 入社後3年以内の離職理由

率直に質問して問題ありません。
明確に答えられる会社は、課題と向き合っています。

② 実際の残業・休日取得状況

「忙しい時期」「平均」など、具体的な聞き方をすると実態が見えます。

③ 育休・産休の取得実績

厚生労働省の調査では、男性の育休取得率は全国平均46.2%(2023年度:回答が得られた企業のうち)です。
これを上回る実績がある会社は、制度が機能している可能性が高いです。

参考:厚生労働省『「令和5年度男性の育児休業等取得率の公表状況調査」 報告書』
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/assets/pdf/event/report_R5.pdf

④ 評価・昇進の判断基準

上司の主観だけで決まらないかを確認しましょう。

⑤ 「辞めた人」の話を濁さず答えるか

答えを避ける場合、内部に問題を抱えている可能性があります。

チェックリスト❹:職場環境・働き方から見抜くポイント

① 夜勤・交替勤務の有無と負担

製造業では重要なポイントです。
夜勤の負担について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。

👉 【豊橋・東三河】夜勤がきつい理由と日勤転職の完全ガイド

② 上司・管理職の在籍年数

管理職が頻繁に変わる職場は要注意です。

③ 職場の年齢構成

極端に偏っていないかを確認しましょう。

④ 現場と人事の説明が一致しているか

食い違いがある場合、入社後のギャップにつながります。

⑤ 「長く働いている人」が実在するか

5年・10年と働いている人の存在は、最大の安心材料です。

判断に迷ったら、地元に強い転職エージェントに相談を

「求人票だけでは判断できない」
「面接で聞きづらいことがある」

そんなときは、地元企業の内情を知るキャリアアドバイザーに相談するのも一つの方法です。

転職に成功した人の共通点については、こちらの記事も参考になります。
👉 【豊橋・蒲郡・豊川】『転職してよかった』と感じる人の共通点とは?

また、東三河全体の転職市場を把握したい方はこちら。
👉 東三河エリアの転職市場で年収アップを実現する実践ガイド

よくある質問(FAQ)

Q1. 離職率が低い会社は本当に長く働ける?

離職率は長期定着の一つの指標です。
厚生労働省の令和5年雇用動向調査によると、全国平均の離職率は15.4%です。
これを下回る企業は定着傾向が強いといえますが、給与や待遇と合わせて総合的に判断することが重要です。

参考:厚生労働省「令和5年 雇用動向調査結果の概要」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/index.html

Q2. 残業時間の目安は?

厚生労働省の統計では、製造業の残業時間は月10〜13時間程度です。
月平均20時間未満であれば、比較的ワークライフバランスが取れている企業といえます。

Q3. 福利厚生はどうチェックする?

求人票の制度だけでなく、面接で実際の利用実績を確認することが重要です。
育休取得率や制度利用人数など、具体的な数字を聞いてみましょう。

まとめ:チェックリストを使えば「長く働ける会社」は見抜ける

長く働ける会社かどうかは、運や直感だけでは決まりません。
正しい視点とチェックポイントを知っていれば、転職の失敗は大きく減らせます。

この記事の15項目を使いながら、「この会社で5年後も働いている自分」を想像してみてください。

キャリアコンサルタント

尾花 薫

経歴

ブライダル業界で営業統括・集客を経験。企業と現場双方の悩みに寄り添い、国家資格キャリアコンサルタントとして多数の転職支援を実施。